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福山で野生イノシシ1頭から豚熱 広島県発表、市内では初確認

広島県庁
広島県庁
 広島県は8日、福山市で捕獲された野生のイノシシ1頭が、家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。同市内での感染確認は初めて。捕獲地点から半径10キロ圏内を感染確認区域に設定した。

 県によると、イノシシは3日に同市沼隈町で捕獲。県西部畜産事務所が遺伝子検査を行い、8日に陽性が確認された。県内の養豚場などに注意喚起するとともに、野生イノシシの捕獲と検査を継続する。豚の出荷制限は行わない。

 豚熱は豚とイノシシの家畜伝染病。人に感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。

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