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山陽新幹線 人身事故で一時止まる 大幅遅れや運休続々 岡山駅も混雑

混雑するJR岡山駅の新幹線改札口付近=8日午前11時16分
混雑するJR岡山駅の新幹線改札口付近=8日午前11時16分
 8日午前、山陽新幹線の博多発東京行きのぞみ4号が、新岩国駅(山口県岩国市)で人と接触する事故があり、午前7時半から新大阪―小倉間の上下線で運転を見合わせた。約3時間後の午前10時半ごろ運転再開した。午後1時現在、大幅な遅れや運休が相次いでいる。

 岡山駅では改札付近の駅員に運行情報を確認したり、窓口で切符の払い戻しの手続きをしたりする利用客で混雑した。出張先の岡山市内から福岡市に帰るという男性会社員(25)は「2時間以上待っている。午後の打ち合わせに出席したいが難しそう」。2歳と5歳の息子と大阪市の実家に帰省する岡山市の女性団体職員(40)は「自由席だと乗り込むことはできそうだが、子どもがいると座れる指定席が安心。午後に予約を取り直す」と話していた。

 山口県警によるとJR社員から110番があった。接触した人は意識不明で、身元もわかっていないという。県警が防犯カメラを確認するなどして、詳しい状況を調べている。

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