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ホッケーNZコーチらが技術伝授 赤磐、地元小中生ら25人に

マノジ・ダジさん(中央奥)の助言を受けながらプレーする小中学生
マノジ・ダジさん(中央奥)の助言を受けながらプレーする小中学生
 ニュージーランドのホッケー競技のコーチらが4日、赤磐市沢原の熊山運動公園を訪れ、地元小中学生ら25人に基礎技術やプレーに臨む心構えを伝えた。

 元ジュニア代表コーチのマノジ・ダジさんや選手計6人が、ゴール前でのパスの受け方、ドリブルのコース取りなど攻守の基本を指導。5対5のミニゲームでは「しっかり笑顔で」「ミスを恐れるな」と英語で声をかけ、緊張でこわばった表情の子どもたちをリラックスさせた。

 磐梨中ホッケー部主将の2年棚田桜司さんは「パフォーマンスを高めるには『楽しむことが大事』というアドバイスが印象的。普段から意識したい」と話した。

 一行は11日まで市内の保育園や小中学校で交流する。9、10日は同公園である親子向けのホッケーイベント(午前10時、無料)に参加予定。9日は初心者、10日は経験者を対象にレクチャーする。

 市は東京五輪・パラリンピックに合わせ、同国選手と触れ合う「ホストタウン」に登録。昨秋にはホッケーを通じた地域活性化を目指す「ホッケータウン」にも認定されており、友好を深めようと市教委などが企画した。

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