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楽天、倉敷でオープン戦 5年ぶり ファン6477人 球春を満喫

6000人超の観衆が熱い視線を注いだプロ野球オープン戦「楽天―広島」=倉敷マスカット
6000人超の観衆が熱い視線を注いだプロ野球オープン戦「楽天―広島」=倉敷マスカット
 岡山県内で5年ぶりの開催となるプロ野球オープン戦「楽天―広島」3連戦(楽天野球団、山陽新聞社など主催)の初戦が1日、倉敷市のマスカットスタジアムであり、6477人のファンが球春を満喫した。

 試合は広島が小園の右越えソロなどで2点を先行すると、楽天は六回に茂木の適時打など5本の単打を集め同点に。最終盤の九回、中村健、久保の連続適時打で2点を勝ち越した広島が4―2で勝利した。

 寒さが残る早春にもかかわらず、それぞれのユニホームに身を包んだファンが開門前から列をつくった。父方のルーツが岡山県美咲町にある楽天の主砲浅村ら岡山ゆかりの選手が両チームに在籍し、スタンドから盛んな声援が送られた。浅村の親戚(77)=赤磐市=は「浅村選手も打ってくれてよかった。今シーズンは最低でもクライマックスシリーズに出てほしい」と期待を寄せていた。

 球場では楽天ナインによるサイン会も開かれた。この日は「岡山県民共済スペシャル」として実施。2日は「ブリッジマスター光南スペシャル」、3日は「ハローズスペシャル」として行われる。いずれも午後1時プレーボール。

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