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楽天、倉敷で3月1日から3連戦 広島とオープン戦、5年ぶり開催

(上段左から)則本昂大、浅村栄斗、太田光(下段左から)九里亜蓮、坂倉将吾
(上段左から)則本昂大、浅村栄斗、太田光(下段左から)九里亜蓮、坂倉将吾
 プロ野球オープン戦「楽天―広島」3連戦(楽天野球団、山陽新聞社など主催)は3月1~3日、倉敷市のマスカットスタジアムで行われる。オープン戦の岡山開催は5年ぶり。同29日のペナントレース開幕に向け、地元ゆかりの選手も多い両チームの仕上がりが注目される。

 2年連続パ・リーグ4位の楽天は今江敏晃監督が新たに就任。エース則本昂大を抑えに配置転換するなど投手陣をてこ入れし、24日の中日戦では新体制初勝利を完封リレーで飾った。2年目の荘司康誠、ルーキー松田啄磨の両右腕がともに3回無失点と若い力が台頭し、日米通算200勝にあと3勝と迫る田中将大も右肘の手術から順調な回復ぶりを見せた。

 打線は昨季本塁打王の浅村栄斗、盗塁王の小深田大翔が今年も中心になりそうだ。郷土選手では正捕手候補の太田光(倉敷市出身)が中日戦で3安打とアピール。キャンプ中に負傷した小郷裕哉(関西高出)の戦列復帰も待たれる。

 昨季セ・リーグ2位の広島は新井貴浩監督が2年目を迎え、投打に陣容が整ってきた。11年目で自身初の開幕投手が内定している九里亜蓮(理大付高出)ら投手陣は充実の顔ぶれ。野手では欧州代表との強化試合(6、7日)を戦う「侍ジャパン」に名を連ねる坂倉将吾、小園海斗、田村俊介ら若手が楽しみだ。

 3日間とも午後1時プレーボール。開門、球場での当日券販売とも午前11時。

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