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防災の中核担う重要性を再認識 岡山で自治体消防発足75年大会

消防の役割の重要性を再認識した記念大会
消防の役割の重要性を再認識した記念大会
 消防組織法の施行(1948年3月)で自治体消防が発足して75年を迎えたことを受け、岡山県と県消防協会は12日、記念大会を岡山市北区いずみ町の岡山武道館で開いた。火災や救急の現場での活動はもちろん、大規模災害が頻発する中、防災の中核も担う役割の重要性を再認識した。

 県内の14消防局・消防本部の職員や消防団員ら約700人を前に、県消防協会長を務める伊原木隆太知事が「能登半島地震をはじめ大災害は全国各地で続いている。県民が安心して住み続けられる地域づくりのためにさらなる尽力を」とあいさつ。災害に的確に対応できる地域防災力の充実強化を図っていくことなどを盛り込んだ大会宣言を決議した。

 記念大会では、消防の発展に功績のあった7団体、532人に県知事表彰、県消防協会長表彰が贈られたほか、消防団員らによる活動事例などの発表もあった。

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