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万博海外館、簡素型は9棟用意 「タイプX」移行は3カ国目

 2025年大阪・関西万博の海外パビリオンを巡り、日本国際博覧会協会(万博協会)は、日本側が代行建設する簡素型「タイプX」を最大9棟用意する方針を固めた。万博協会幹部が12日、明らかにした。自前で建てる「タイプA」からの移行は新たに3カ国目が確定。協会は国名を明らかにしていない。

 タイプXについて、協会は25カ国分の建設を想定して資材を先行発注していた。9棟以外の余剰分は別施設への転用などを検討するが、調整がつかなければ日本側の費用負担が増える可能性もある。

 タイプAを当初希望していた60カ国(56施設)のうち、建設業者が決まったのは35カ国。

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