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被災の石川・輪島に衣類4千点 倉敷市発送、児島の事業者寄せる

出発前に伊東市長(右)から激励を受ける市職員
出発前に伊東市長(右)から激励を受ける市職員
 石川県能登地方を震源とする能登半島地震の被災地支援のため、倉敷市は6日、繊維関連産業が集積する児島地区の事業者から寄せられた衣類約4千点(段ボール箱153個分)を同県輪島市に発送した。

 被災地からの要請を踏まえて倉敷市が児島商工会議所(同市児島駅前)岡山県アパレル工業組合(同所)倉敷ファッションセンター(同所)に協力を依頼。各会員事業者が防寒着、下着、カーディガンなどを持ち寄った。飲料水(500ミリリットル入り)約千本、アルファ化米2千食と一緒に届ける。

 同会議所前で出発式があり、伊東香織市長が「着の身着のままの避難者も多いと聞く。一刻も早く届けてほしい」とあいさつ。市職員を乗せた4トントラックを見送った。輪島市には7日夕に到着する見込み。

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