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西日本豪雨題材 防災の在り方探る 27日、さん太ホールでシンポ

西日本豪雨で大きな浸水被害を受けた倉敷市真備町地区=2023年11月
西日本豪雨で大きな浸水被害を受けた倉敷市真備町地区=2023年11月
 頻発する豪雨災害の対策を考えるシンポジウム「気候変動時代の豪雨災害に備える~西日本豪雨5年の歩みから学ぶ」(公益財団法人・ひょうご震災記念21世紀研究機構、朝日新聞社主催、山陽新聞社共催)が27日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれる。岡山県内に戦後最大級の水害をもたらした2018年7月の西日本豪雨を題材に、地域防災の在り方を探る。

 気象レーダーを使った豪雨・洪水予測に長年携わり、土木工学と気象学を融合した防災研究をけん引する京都大防災研究所の中北英一教授が基調講演する。気候変動と災害のメカニズムや、防災・減災に向けた取り組みについて解説する。

 パネルディスカッションもあり、豪雨に関する県災害検証委員会メンバーの木村玲欧兵庫県立大教授、豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区の復旧復興を進めた伊東香織市長、地元の市民防災グループ代表を務める津田由起子さん、取材中に真備町地区の自宅が被災した古川和宏山陽新聞社報道部副部長の4人が登壇。将来の災害に教訓をどう生かすかを議論する。

 午後1時半~同5時。参加無料。先着200人。オンライン配信も行う。問い合わせは21世紀研究機構研究戦略センター(078―262―5713)。

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