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ブリやカキ 正月用海産物品定め 備前・伊里漁協で歳末真魚市

新鮮なブリを次々と買い求める来場者
新鮮なブリを次々と買い求める来場者
 備前市穂浪の伊里漁協で29日、ブリを中心に正月用の海産物を特売する恒例の「歳末真魚(まな)市」が始まり、市内外の多くの家族連れらでにぎわった。31日まで。

 香川や愛媛、長崎産などのブリがずらり。漁協によると、例年より2、3割安といい、3日間で千匹以上の販売を見込む。「いらっしゃい、いらっしゃい」の声が響く中、買い物客は1匹丸ごとを買ったり、片身や切り身を品定めしていた。

 地元産の殻付きやむき身のカキをはじめ、ワタリガニ、ハマグリ、エビ類、ナマコ、焼きアナゴも販売。お好み焼き、焼き芋、天ぷら、備前焼といった出店も並んでいる。

 赤磐市から夫妻で訪れてブリを購入した客(72)は「子や孫の帰省が楽しみ。来年は病気を治して健康で元気に過ごしたい」と話した。

 時間は午前7時から午後2時ごろまで(31日は正午ごろまで)。問い合わせは伊里漁協(0869―67―0016)。

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