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考え方もプレーも「柔」な1年に 年女のシーガルズ高柳有里選手

考え方もプレーも「柔」な1年に 年女のシーガルズ高柳有里選手
 「今年の目標を一文字で表すと『柔』です」―。年女のバレーボールV1女子・岡山シーガルズの高柳有里選手(23)は「考え方」も「プレー」にも柔らかさを出していきたいと抱負を語りました。2023年の試合や出来事を振り返りながら、24年にかける思いを聞きました。




 ―新年がスタートしました。年女ということですが、24年はどんな年にしたいですか?

 実は今年の漢字を決めてきました。「柔」です。一つ目は「柔らかい考え方」を持てるようにしたいです。5年目を迎え、いろいろ経験させてもらいました。その分、自分の考えにしばられてしまうというか、視野が少し狭いと感じる時間もあったと感じています。考え方がちょっと頑固というか、自分が思ったら突っ走ってしまうところもありました。シーガルズのバレーを信じることはこれまで通りですが、客観的に周りを見つつ、考え方の幅を広げていきたいです。

 もう一つは、体、プレーに柔らかさを出していきたいということです。昨年は以前よりちょっと痛いところが多かったと思っています。私はどちらかというと体が硬く、けがも多い方なので、より自分の体に向き合う1年にしていきたいです。

 ―二つの柔らかさは、パフォーマンスに大きく影響しそうですね。

 そうですね。もう少し体と頭を柔らかくしないといけないと感じる場面も多かったので、コントロールをちゃんとできるようにしたいですね。

 ―23年はどんな年でしたか?

 入れ替え戦が私の中では一番大きな出来事でした。初めての経験ということもありましたが、(V2に降格するかもしれないという)危機感と緊張感、今までにない雰囲気だったのをよく覚えています。絶対負けられない。そんな思いでコートに立つ責任を強く感じました。

 ―入れ替え戦は群馬銀行に2勝して、V1残留を決めました。...
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