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新幹線の帰省ピーク29日 岡山県内予測、Uターンは3日

山陽新幹線
山陽新幹線
岡山桃太郎空港
岡山桃太郎空港
 年末年始の岡山県内の公共交通機関と高速道路の混雑予測がまとまった。新型コロナウイルスの5類移行などを受け、各機関は帰省客らで混み合うとみられる。鉄道のピークは29日と1月3日で、空の国内便は分散型になりそう。高速道路は上りで渋滞が見込まれている。

JR


 JR西日本中国統括本部によると、年末年始(28~4日)の新幹線と在来線はいずれも下りが29日、上りが3日にピークを迎える。

 新幹線は年末年始の「のぞみ」を全席指定席で運行。山陽新幹線の指定席提供数は上下合わせて前年比24%増えたが、例年より早いペースで埋まっているという。山陰、四国方面への在来線特急も前年を上回る混雑が見込まれている。

空の便


 航空各社によると、岡山桃太郎空港の国内便の帰省、Uターンのピークは分散型だ。東京からの便は29、30、2日がピーク、岡山発は30、2、3日が混雑する。

 沖縄便は岡山発が29日、那覇発が3日にピークを迎え、札幌便は札幌、岡山発ともに29、30日、岡山発は2、3日も空席が少なくなっている。

 国際線は、上海便が29日の岡山発が若干混雑しているが他は余裕がある。台北便は岡山発の28日が満席で、残りは予約で埋まりつつある。

高速道路


 西日本高速道路によると、県内では5キロ以上の渋滞が全て上りで計6回発生すると予測。うち10キロ以上はいずれも山陽道で、二子トンネル(倉敷市)付近で2日午後4時ごろ、篠坂パーキングエリア(笠岡市)付近で同日午後6時ごろと3日午後5時ごろに発生すると見込んでいる。

 渋滞緩和を図るため、30日~3日は自動料金収受システム(ETC)休日割引が適用外となる。

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