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シーガルズ完敗、NECに0―3 昨季女王に出だしから苦しむ

第2セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(手前左)の強打がブロックで止められ、16―20とされる=岡崎市総合体育館
第2セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(手前左)の強打がブロックで止められ、16―20とされる=岡崎市総合体育館
 バレーボールのV1は24日、愛知県の岡崎市総合体育館などであり、女子で11位の岡山シーガルズは3位のNECに0―3で敗れ、3連敗となった。通算2勝9敗で順位は変わらず。

 シーガルズは昨季女王の高いブロックと決定力の前に、出だしから苦しんだ。2セットを立て続けに失うと、第3セットは10―25の大差で奪われた。

 東レを3―0で退けたデンソーが5位に浮上。日立はアランマーレを3―0で破り、PFUはKUROBEに3―2で競り勝った。

NEC3―0岡山シーガルズ
25―15
25―21
25―10

 【評】岡山シーガルズは完敗した。アタック決定率は今季ワーストの27・9%で、相手を15・4ポイントも下回った。巧みなサーブで揺さぶられ、サーブレシーブ成功率も49・3%。攻守に精彩を欠き、反撃の糸口をつかめずじまい。悪い流れを変えようと松本、妹尾ら若手を起用したベンチワークも実らなかった。

 NECは両チーム最多の18得点を挙げた古賀を軸に盤石だった。

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