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旧扇形機関車庫や車両 光で彩る 津山まなびの鉄道館でイルミ

イルミネーションで彩られた旧津山扇形機関車庫
イルミネーションで彩られた旧津山扇形機関車庫
 クリスマスに合わせ、国の近代化産業遺産・旧津山扇形機関車庫や車両を電飾で彩る津山まなびの鉄道館(津山市大谷)の「扇形イルミネーション」が23日夜、同館で始まった。家族連れらがレトロな鉄道遺産とロマンチックな光の共演を楽しんだ。24日まで。

 白や黄色のLED(発光ダイオード)約1万3千個を使用。1936年完成の機関車庫前は、通路が延長約60メートル、幅約4メートルにわたって扇形にライトアップされたほか、デゴイチの愛称で親しまれる「D51形蒸気機関車」など車両13台も照らし出され、きらびやかなムードに包まれた。

 来館者は昼間とは違う館内を見学しながら、車両を背景に入れて記念撮影。家族4人で訪れた自営業男性(31)=同市=は「暗闇に浮かぶ車両がかっこいい」と喜んでいた。

 24日も午後5時~7時半に点灯。小学生以下の先着100人には菓子を贈る。入館料は大人310円、小中学生100円。問い合わせは同館(0868―35―3343)。

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