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【あなたのまちの特報班】なぜ岡山市中心部にイノシシ 側溝伝い里山から侵入か

 そばを通りかかった人は目を疑ったことだろう。岡山市の中心市街地で11月下旬、イノシシの目撃情報が相次いだ。県都のメインストリートを駆け回った末、取り押さえようとした警察官らを振り切って逃走。その後、目撃情報はぱったり途絶えた。なぜイノシシは市街地に現れ、そしてどこへ消えたのか―。

 「イノシシがいた」。同25日午後2時半ごろ、通行人から110番が寄せられた。現場は同市北区磨屋町の柳川交差点付近。オフィスビルやマンションが立ち並び、車や路面電車が行き交う一角だ。

 当日の交流サイト(SNS)によると、午前中にJR岡山駅西口で3匹が目撃されている。情報をつなぎ合わせると、そこから1匹が柳川交差点に現れ、桃太郎大通りを東へ進み、同天神町の城下交差点を南下したとみられる。

 同3時ごろ、同天瀬で見つかったという情報を得て記者も現場へ向かった。...
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