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色彩鮮やか 辰の張り子登場 岡山神社に巨大絵馬

迫力満点の辰をデザインした巨大絵馬
迫力満点の辰をデザインした巨大絵馬
 岡山神社(岡山市北区石関町)は、来年の干支・辰をイメージした張り子の巨大絵馬を境内に設置した。鮮やかな色彩の頭部を突き出した迫力満点の辰が参拝者の目を引いている。

 縦2・6メートル、横1・8メートル。辰はワイヤの骨組みに新聞紙を貼り付け、ペンキで緑色に塗った。ギョロリとした目玉や大きな口が印象的で、風が吹いたり触れたりすると首が上下に揺れるようにしている。

 紙絵馬(縦15・5センチ、横9・3センチ、初穂料2枚500円)もあり、表面はコイ、裏面は辰をデザイン。巨大絵馬に描いた滝の間に挟むと、滝を登り切ったコイが竜になるという中国の立身出世の故事を表現できる。書いた人の願い事が成就するようにとの思いを込めたという。

 デザイン事務所のシファカ(岡山市)と同市を拠点に活動するデザインユニット・COCHAE(コチャエ)、デザイナー長友真昭さん(25)=同市=が制作し、奉納した。

 久山信太郎宮司は(45)は「皆さんの気分も景気も上がっていく一年になってほしい」と話した。

 干支の巨大絵馬は2012年から毎年設置。来年夏ごろまで拝殿に飾る。

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