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プリプリ 瀬戸内の焼きカキ堪能 前島フェリー乗り場に小屋

炭火で焼いたカキを味わう来場者
炭火で焼いたカキを味わう来場者
サイドメニューのカキ飯、カキのアヒージョとパン
サイドメニューのカキ飯、カキのアヒージョとパン
 カキがおいしい季節。瀬戸内市牛窓沖・前島のフェリー乗り場(同市牛窓町牛窓)に、地元で水揚げされた新鮮なカキを焼いて食べられるカキ小屋がオープンした。炭火や磯の香りが食欲をそそり、網焼きを楽しむ観光客らの笑顔があふれている。

 岡山県内トップの出荷量を誇る市産カキをPRしようと、牛窓港―前島間でフェリーを運航する市緑の村公社(通称・前島フェリー)が16日に開設。約40席と貸し切り個室がある。

 17日も市内外から家族連れらが訪れ、網の上に殻付きカキを並べてじっくりと焼き、そのまま味わったり、レモン汁やオリーブオイルをかけて味に変化を付けたりしていた。カキ飯(400円)をはじめカキ入りの焼きそば(900円)やアヒージョ(千円、パン付き)、新メニューのカキフライ(2個500円)も人気を集めた。

 妹と訪れた長野県出身の岡山大2年生(28)=岡山市=は「カキを殻付きのまま焼くのは初めて。磯の香りが漂い、身がプリプリしていて食べ応え十分だった」と満足そうだった。

 カキは殻付き1キロ(15~20個)を1500円(焼き台の利用料800円が別途必要)で提供。営業は年末年始を除く来年3月31日までの土日祝日の午前10時~午後3時。問い合わせは市緑の村公社(0869―34―4356)。

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