来春卒業予定で就職を希望する高校生の10月末時点の就職内定率は77・2%だったことが15日、文部科学省の調査で分かった。昨年同時点より1・1ポイント増え、新型コロナウイルス感染拡大前だった2019年同時点に並んだ。文科省は「コロナ禍が収束し、幅広い業種で採用意欲が高かった」と分析している。
調査は、全国の国公私立高を卒業予定の約93万人のうち、就職を希望する12万9301人を対象に実施。内定者は9万9768人となった。男女別では男子が77・8%、女子は76・0%だった。
学科別では工業が88・4%で最も高く、看護88・1%、商業82・8%が続いた。
調査は、全国の国公私立高を卒業予定の約93万人のうち、就職を希望する12万9301人を対象に実施。内定者は9万9768人となった。男女別では男子が77・8%、女子は76・0%だった。
学科別では工業が88・4%で最も高く、看護88・1%、商業82・8%が続いた。