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中銀 営業用電動スクーター導入 地域の脱炭素寄与へ2台

電動スクーターの乗り心地を確かめる中国銀行の行員
電動スクーターの乗り心地を確かめる中国銀行の行員
 中国銀行(岡山市北区丸の内)は15日、走行時に二酸化炭素(CO2)を排出しない営業用電動スクーターを2台導入した。

 スクーターはホンダの「EM1e(イーエムワンイー)」。家庭用コンセントで充電できるリチウムイオンバッテリーを搭載し、6時間の充電で約50キロ走行するという。奉還町支店(同伊福町)と東岡山支店(同市中区長岡)に置き、商談や集金で顧客を訪問する際に使う。

 この日、同行本店で納車式を行い、小田泰久・奉還町支店次長と太田実・東岡山支店長がスクーターの販売会社の担当者から記念のゴールドキーを受け取った。その後、両支店の行員が操作の説明を受け、試乗した。同行の実村博之総務部長は「地域の脱炭素に寄与したい」と話した。

 同行は営業用のバイクが約550台あり、電動スクーターへの切り替えも順次検討していく。このほか、19日には三菱自動車水島製作所(倉敷市水島海岸通)で製造された電気自動車「eKクロスEV」を倉敷、総社市内の4支店に1台ずつ導入する。

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