師走で頭に浮かぶのはクリスマスや大晦日、そして紅白。バラエティーでは津山市出身のウエストランドが昨年優勝したM ー1グランプリを思い浮かべる方も多いでしょう。
でも一昔前の師走番組は必ず「忠臣蔵」でした。大河ドラマや民放の連夜放送、1日で12時間ぶっ通しでやるパターンもありました。年配の人にとって忠臣蔵は必須アイテム。しかし、自分が年配になったのに忠臣蔵はざっくりしか知りません。近くに兵庫県赤穂市があるのにもったいない!
そんなわけで、討ち入りの日「12月14日」の直前に赤穂市に行ってきました。この日持参したカメラはオリンパス・ペン(PEN) EーP7(OMデジタルソリューションズ)。ファインダーはなしでリコーGRほどの大きさですが、違うのはレンズ交換が可能なことです。
基本セットは14ー42mm(フルサイズだと28ー84mm)が付いています。小生もGRユーザーでしたが、やはり28mm(35mm換算)単焦点にちょいと不満があり、買い換えたのでした。エラそーにライカに35mmが至極! とか言ってましたが、結局「画角の断捨離」ができない還暦カメラマンなのです。
思いつきで行った赤穂市。重いミラーレス一眼よりも、気楽にパシャパシャ撮れるカメラがお似合いでした。ライバルGRほどではないかもしれませんが、14ー42mmレンズもなかなかの画質。しかも、液晶がチルト可動式がありがたい。ローアングルやハイアングルが撮りやすいのです。建築系の写真撮影には可動式液晶は真価を発揮します。
赤穂市は数十年前に行ったきりで、赤穂大石神社と大石内蔵助邸の門くらいしか覚えていません。そんな過去の偏見を抱きつつ再訪すると、びっくりするくらい見栄えが良くなっているではありませんか! 赤穂市が赤穂城の外郭などの復元整備を行い、2002年には国名勝に指定されています。
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