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新聞通じ高齢社会の課題考えよう 中国学園大・短大で研修スタート

新聞を通じて高齢社会の課題を考える参加者
新聞を通じて高齢社会の課題を考える参加者
 中国学園大・中国短大(岡山市北区庭瀬)は9日、介護や福祉の仕事に関心がある人を対象にした研修「介護にプラスいきいき実践」を同所の中国学園図書館で始めた。来年2月までの全3回で、新聞を活用しながら効率的な情報収集術を学んだり、声に出して読む音読体験をしたりする。

 約20人が参加。松井圭三同短大教授(社会福祉政策)と山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務めた。

 松井教授は高齢社会の現状や制度のあり方を説明し「さまざまな記事に触れ医療、介護などの課題を考える機会にしてほしい」とし、瀬尾局次長は「幅広く情報収集し視野を広げよう」と効率的な読み方を助言した。

 参加した女性介護施設職員(50)=同市=は「新聞から幅広い知識を得て日々の業務に生かしたい」と話していた。

 研修は、県福祉・介護人材参入促進事業の一環。

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