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山陽道通行止め 15日ごろ解除 下り線播磨JCT―赤穂IC間

山陽道通行止め 15日ごろ解除 下り線播磨JCT―赤穂IC間
 9月に発生した車両火災の影響で通行止めが続いている兵庫県内の山陽自動車道下り線・播磨ジャンクション―赤穂インターチェンジ間について、西日本高速道路は7日、通行止めを15日ごろに解除すると明らかにした。詳しい日時が確定次第、改めて発表する。

 7日、大阪市内で開いた有識者らによる技術検討会で報告した。同社によると、損傷した尼子山トンネル(592メートル)内部のコンクリートを修復する作業は11月末に完了。現在は照明や配水管といった設備の復旧を急いでいる。24時間態勢の工事が順調に進み、当初予定していた12月下旬より早く通行を再開できる見通しになったという。

 火災は9月5日に発生。下り線を走行中のトラックがトンネル内で出火し、計23台が焼けた。通行止めの影響で、迂回(うかい)路となっている岡山県内の国道2号などは車の通行量が増加。同社は混雑緩和を狙いに、中国自動車道の利用を呼びかけている。

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