千葉県鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」で、北極海などに生息するクジラの仲間ベルーガ（シロイルカ）の雄の赤ちゃんが誕生した。同館で名前を付け、一般公開の時期は成育状況を見て判断する。担当者は「かわいい姿を、写真や動画の発信を通じて紹介していく」とした。

　同館によると、赤ちゃんは９月１８日、推定１５歳の母ミリーと推定３８歳の父ナックの間に生まれた。生後１カ月で体長は１６２センチからほぼ変わらなかったが、体重は１３キロ増え８３・８キロになっていた。健康状態は良好。

　赤ちゃんはミリーに寄り添ったり、飼育員に興味を持っているかのように近づいてきたりするという。