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城東を推薦 センバツ21世紀枠 岡山県高野連

城東を推薦 センバツ21世紀枠 岡山県高野連
 岡山県高野連は10日、来春に甲子園で開かれる第96回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の県推薦校に城東を選んだと発表した。同校の推薦は初。

 城東は1987年の学校創立とともに創部。岡山の公立普通科校として戦後初の全国となった90年夏以降、甲子園に春夏計5度出場し、96年センバツでは4強入りした。

 私学勢の台頭もあり、2004年春を最後に全国舞台から遠ざかっているが、直近10年の夏の岡山大会でベスト8に4度進出。今秋は06年夏以来となる県大会決勝に進み準優勝した。17年ぶりの出場だった中国大会は、1回戦で4強入りした宇部鴻城(山口)に3―7で敗れた。

 県高野連は推薦理由として戦績のほか、文武両道を実践し過去5年で部員の6割以上が国公立大に合格▽小学生を招いた野球教室や清掃活動など地域貢献活動▽時間や環境の制約が多い練習の効率化―などを挙げている。

 センバツの21世紀枠は従来から1減の2。12月8日に全国9地区別に候補校を絞り、来年1月26日の選考委員会で出場校が決まる。

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