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中国空母「山東」は南シナ海へ 発着艦、9日間に570回確認

 防衛省統合幕僚監部は6日、沖縄県・宮古島南方の太平洋を航行していた中国海軍の空母「山東」が同日、南シナ海へ向かったと発表した。10月28日から11月5日までの9日間に、艦載の戦闘機約420回、ヘリコプター約150回の計約570回の発着艦があったとしている。

 防衛省によると、山東は10月28日午後8時ごろ、宮古島の南約430キロを航行。発着艦をしながら太平洋を南東方向に移動し、11月2日には宮古島の南東約1380キロに達した。その後、向きを反転し、6日には南シナ海に向かった。ミサイル駆逐艦やフリゲート艦など複数の艦艇が同行した。

 海自護衛艦が山東を監視。空自戦闘機も緊急発進した。

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