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歴史的町並み残る矢掛で大茶会 風雅な雰囲気、住民ら一服堪能 

やかげ郷土美術館中庭で行われた野だて。大勢が一服を堪能した
やかげ郷土美術館中庭で行われた野だて。大勢が一服を堪能した
 伝統文化に触れてもらおうと、歴史的町並みが残る岡山県矢掛町中心部で3日、初の「やかげ大茶会」(町観光交流推進機構主催)が催され、観光客や住民らが一服を堪能した。

 茶道裏千家淡交会笠岡支部が、やかげ郷土美術館中庭で野だてを行った。来場者は京都の伝統工芸「京焼・清水焼」の流れをくむ真葛(まくず)焼の茶器で、風雅な雰囲気を楽しんだ。

 小学2年から茶道に取り組む矢掛高3年の生徒(18)は「矢掛の良さが引き立つ催しだと思う」と話していた。

 館内では真葛焼窯元で次期当主の宮川真一さん(46)が講演したほか、やかげ町家交流館では和菓子のマルシェもあった。

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