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多彩な体験 児童ら防災意識高める 早島でキャンプ バケツリレー挑戦

バケツリレーに挑戦する参加者
バケツリレーに挑戦する参加者
 岡山県早島町とスーパーのハローズ(本部・同町早島)、山陽新聞社(岡山市北区柳町)でつくる実行委は22日、「防災デイキャンプ」を同町ふれあいの森公園(同町矢尾)で開いた。家族連れら約130人が、多彩な体験プログラムを通じ防災意識を高めた。

 岡山大防災サークル生の指導の下、水槽の水を5メートルほど離れた別の水槽に移すバケツリレーに挑戦。参加者たちは「水の量を半分にし、こぼさず運ぶと効率がいい」といったサークル生の助言を実践し、手際よくバケツを運んでいた。

 避難所で用いる簡易ベッドの組み立てや心臓マッサージの方法も学習。非常食を生活の中で使いながら日常的に備蓄する「ローリングストック」を紹介する講話もあった。

 家族で訪れた岡山市立三勲小5年の女子児童(10)は「バケツリレーは勉強になった。初めての体験ばかりで楽しかった」と話していた。

 防災デイキャンプは、昨年に続き2回目。

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