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地域での学びの成果 高校生発表 津山でフォーラム、企業人講演も

地域での学びの成果を発表する高校生
地域での学びの成果を発表する高校生
 若者が活躍できる魅力ある地域づくりを目指し、美作エリアの企業人が若者にエールを送り、地元高校生が取り組みを披露する「みま咲く未来フォーラム2023」(岡山県美作県民局主催、津山市共催、山陽新聞社主管)が21日、同市山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開かれた。

 「これからの未来を描くみなさんへ」と題し、津山市の宝飾品販売・菅田社長の菅田拓平さん(47)、真庭市の集成材メーカー・銘建工業社員の瀬崎景己さん(27)、美作市の旅館・ゆのごう美春閣女将(おかみ)の永山泉水さん(46)が講演した。

 菅田さんは仕事での苦い経験に触れ「欠点のない人間はいない。失敗を恐れず挑戦し続けて」と強調。瀬崎さんは地域で働く魅力を「想像を超える多くの経験ができる」と語った。永山さんは笑顔が人の縁をつなげるとして「常に笑顔を忘れないで」と呼びかけた。

 9高8グループが発表し、津山東高(津山市)が市の牛肉食文化を若者に広めるためSNS(交流サイト)の活用などを提案。林野高(美作市)は観光誘客に向け、特産海田茶のかき氷を商品化した成果を報告した。

 県美作県民局と山陽新聞社が19年度から展開する「みま咲く未来プロジェクト」の一環で約100人が参加。動画投稿サイト・ユーチューブでもライブ配信された。

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