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四国新聞、本社機能分散 南海トラフ地震備え

 編集局や広告局などが移転した四国新聞社の新社屋=3日、高松市
 編集局や広告局などが移転した四国新聞社の新社屋=3日、高松市
 四国新聞社は編集局や広告局などを高松市中心部により近いビルに移転し、10日から本格的な新聞製作の業務を始めた。南海トラフ巨大地震や台風などの大規模災害に備えるため、本社機能を分散させることによって、リスクの低減を図るのが目的だ。

 新社屋は地上7階建てで、香川県庁や香川県警本部の東側に位置する。高松市役所にも近い。これまでの社屋とは約700メートル離れている。

 四国新聞社は1889(明治22)年に創刊した。社屋は築50年以上が経過していた。

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