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岡山発祥とりめしの初代王者は 岡山で24日まで「グランプリ」

「とりめし―1グランプリ」で買い求める来場者
「とりめし―1グランプリ」で買い求める来場者
 岡山県発祥とされる「岡山とりめし」をテーマにしたグルメイベント「とりめし―1グランプリ」が23日、岡山市北区幸町の下石井公園で始まった。県内の飲食店11店が参加し、来場者は自慢の味を食べ比べて投票。最終日の24日まで2日間の得票数の合計で初代グランプリが決まる。

 県産鶏と県産米を素材に使用。ジューシーな唐揚げに甘辛いタレを絡ませた定番や、ハラミを香辛料と炒めてスパイシーに仕上げたものなど工夫を凝らした料理が並んでいる。

 食べ比べがしやすいよう1食500円程度とし、おおむね半人前の分量を提供。来場者には1食ごとに投票権が与えられる。夫と訪れた会社員(48)=倉敷市=は「衣まで甘辛い味が染みていておいしい。お酒との相性も抜群」と話していた。

 グランプリは初開催で、飲食店主有志でつくる岡山飲食業協同組合が企画、運営している。24日は午前11時~午後5時。

 山陽新聞社は地域の課題解決や魅力創出を図る「吉備の環(わ)アクション」として、岡山とりめしを県内外へ発信する取り組みを報道している。

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