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糖尿病呼称にダイアベティス提案 英語名の候補、協会が方針固める

 糖尿病への負のイメージをなくそうと、日本糖尿病協会(東京)などが、新たな呼称の候補として英語名の「ダイアベティス」を提案する方針を固めたことが21日、関係者への取材で分かった。今後、患者や家族らから意見を募り最終的に決め、変更の可能性もある。採用されれば通称として普及を目指す。

 糖尿病の病名を巡っては、同協会が2021~22年に患者1087人にアンケートを実施し、約8割が病名の変更を希望した。病名に「尿」が含まれることへの不快感や、怠惰な生活をしていると誤解されることなどが理由だった。

 新呼称の提案は22日に正式に発表する。

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