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豚熱のワクチンを引き渡し 九州7県で順次接種始まる

 豚熱ワクチン
 豚熱ワクチン
 政府が九州7県の豚熱(CSF)のワクチン接種計画を承認したことを受け、大分県は19日、県内の養豚農家にワクチンを引き渡した。各県で順次接種が始まる。豚の飼育数が全国首位の鹿児島、2位の宮崎、熊本の3県は9月下旬に開始する方向で調整している。

 大分県によると、接種対象は県内全域45農場の約15万頭。豊後大野市の家畜保健衛生所で受け取った養豚農家の男性(65)は「やっとワクチンが打てる。今月中には接種を終えたい」とほっとした様子で話した。

 宮崎県の河野俊嗣知事は13日「一大養豚地帯なので、発生やウイルス侵入を何としても防ぐ思いを共有し、連携して取り組みたい」と述べた。

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