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木材資源活用推進 真庭市に優秀賞 サステナブル・アワード

真庭市役所
真庭市役所
 先進的で持続可能な取り組みを行った団体・企業、個人をたたえる「サステナブル・ジャパン・アワード2023」(ジャパンタイムズ主催)で、真庭市が最優秀賞に次ぐ優秀賞に選ばれた。地域の木材資源を生かしたバイオマス事業などの取り組みが評価された。

 真庭市は官民によるバイオマス発電所の稼働に加え、解体しても再生できる新建材CLTの振興や、瀬戸内海沿岸のカキ殻を肥料とする里海米の生産、百貨店との連携で環境に配慮したブランド開発などを推進。「自然資源の循環利用という考えの下、社会、経済、環境問題の同時解決を目指し、取り組みを官民挙げて進めている」などと評された。

 12日に東京の国際文化会館で表彰式が開かれる。市総合政策課は「真庭市の長年の取り組みが評価され、世界に発信されることも誇らしい」としている。

 コンテストは英字紙発行のジャパンタイムズが2019年から始め5回目。岡山県内からは西粟倉村が21年の優秀賞に選ばれている。

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