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餌やりや散歩 千屋牛の飼育体験 新見・上市小3年生

餌やりを体験する児童ら
餌やりを体験する児童ら
 新見市上市の上市小で11日、市のブランド牛「千屋牛」の飼育体験が始まった。15日まで3年生11人が餌やりやブラッシングなどに挑戦する。

 哲多和牛牧場(同市哲多町田淵)から預かった牛は、5月下旬に生まれた雌(体高約1メートル)の1頭。大きく育ってほしいと「つぼみ」と命名した児童らは、校庭の隅に設けた小屋にもみ殻を敷き詰めた後、牧草を与えたり、ブラシで毛並みを整えたりした。

 児童は期間中、小屋の掃除や散歩なども担う。児童(8)は「つぼみちゃんは目がくりくりしていてかわいい。優しく声かけをしながら育てたい」と話していた。

 小学校での飼育体験は、命の大切さを学ぶとともに畜産業への理解を深めてもらおうと、市が2014年度に開始。本年度は野馳小と刑部小、千屋小でも行う。

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