【北京共同】中国四川省の成都パンダ繁殖育成研究基地で９日、４０代男性がジャイアントパンダの屋外展示場にタケノコを投げ入れる騒ぎがあった。施設側は男性に「批判教育」を行い、パンダに「深刻な被害」を及ぼす可能性があるとして出入りを終身禁止するとした。国営通信新華社が１０日報じた。

　標的となったパンダの体調に異常はないという。新華社は観光客にマナーある行動を促し「国宝であるかわいいパンダを守ろう」と呼びかけた。