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モルディブ大統領選、決選投票へ 得票トップのマレ市長と現職

 モルディブ大統領選で投票したムイズ氏=9日、マレ市(ロイター=共同)
 モルディブ大統領選で投票したムイズ氏=9日、マレ市(ロイター=共同)
 演説するモルディブのソーリフ大統領=2021年11月、英グラスゴー(ゲッティ=共同)
 演説するモルディブのソーリフ大統領=2021年11月、英グラスゴー(ゲッティ=共同)
 【バンコク共同】インド洋の島国モルディブで9日行われた大統領選は開票が進み、地元メディアは同日、暫定集計の結果、立候補した8人全員が有効票の過半数を獲得できず、得票がトップの首都マレ市長ムイズ氏(45)と、現職ソーリフ氏(61)の上位2人による決選投票が30日に行われる予定だと報じた。

 ムイズ氏は、中国寄りで脱インドを訴えるヤミーン前大統領が支援している。ムイズ氏が勝利すれば、政権交代で親中国に揺り戻しされる可能性があり、海洋進出を進める中国を抑え込みたい日米印が注視している。

 上位2人の得票率は、野党のムイズ氏が約46%で、与党のソーリフ氏が2位の約39%だった。

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