玉野市の東児が丘マリンヒルズＧＣで１５日から３日間行われる女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」（日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催）の出場選手１２０人が８日決定した。同ツアー賞金ランキング首位の呉佳晏、２位の鬼頭さくらをはじめ、津山市出身のルーキー小林光希らがエントリーした。

　プロは１１５人。呉らのほか今季ステップアップツアー１勝の吉本ここね、前回２位の宮田成華といった若手有望株や、レギュラーツアーで実績のある酒井美紀、米ツアーを主戦場とする上原彩子（山陽高出）ら中堅、ベテランも名を連ねた。岡山ゆかりの選手ではステップアップツアー賞金ランキング９位の成沢祐美、勝央町出身の東浩子（ともに作陽学園高出）らも挑む。

　５人のアマチュアは、トッププロ吉田優利の妹・鈴や青山ゆずゆ（理大付高２年）らが出場する。

　若手育成を目的としたステップアップツアーの今季１４戦目で、４年ぶりに観客の入場制限なしで実施。２日間の予選ラウンドを行い、６０位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進む。賞金総額３千万円（優勝賞金５４０万円）。上位２選手は姉妹提携するレギュラーツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」（１１月１６～１９日・松山市）の出場権を得る。