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水島臨鉄の人気支える旧国鉄車両 ファンと社員の熱意で歴史引き継ぐ


 倉敷市中心部と水島地区を結ぶ水島臨海鉄道には、旧国鉄時代のディーゼル車両が今でも現役で走っている。かつては全国各地で活躍していたが、老朽化などで次々と姿を消し、今では水島臨鉄でしか乗ることができない車両も多い。希少性や歴史的価値が認められ、同鉄道保有の7両が産業遺産学会(東京)の推薦産業遺産にも認定された。鉄道ファンからも人気が高い旧国鉄車両の魅力や、歴史を引き継ぐため汗を流す整備担当者の思いを探った。
キハ205(左)とキハ30100の前で行われた認定式=8月2日、倉敷貨物ターミナル駅
キハ205(左)とキハ30100の前で行われた認定式=8月2日、倉敷貨物ターミナル駅

CFでよみがえったキハ205


 「カランカランカラン」。「国鉄色」と呼ばれるクリーム色と朱色の車体からテンポよく響くエンジン音は、1960年製造とは思えないほど軽やかだ。...
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