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岡山で街角パフォーマンス始まる 「アーツフェス」メインに先立ち

表町商店街で演奏を披露する岡山フィルハーモニック管弦楽団のメンバー
表町商店街で演奏を披露する岡山フィルハーモニック管弦楽団のメンバー
 岡山市を舞台とする文化芸術祭典「おかやまアーツフェスティバル2023」(市、公益財団法人岡山文化芸術創造、実行委主催)のイベント・街角パフォーマンスが6日、表町商店街にあるアムスメール上之町時計台前で始まった。11月4~26日のメイン期間に先立って開幕。同22日までに計14回、音楽やダンスといった多彩な催しが市中心部を彩る。

 初日は岡山フィルハーモニック管弦楽団のメンバー5人が出演し、トランペットとホルン、トロンボーン、チューバで「ウィリアム・テル序曲」や映画「天空の城ラピュタ」の「君を乗せて」など8曲を披露。アーケード街に美しい音色が響くと、買い物客らが足を止めて楽しんだ。

 愛知県安城市から旅行で訪れた女性会社員(22)は「生の演奏は迫力があって感動した。街中で気軽に音楽に触れられる岡山はとてもいい」と話していた。

 期間中は週1回程度、市役所や石山公園(北区石関町)といったオープンスペースを中心に民族音楽などが披露される。

 フェスティバルは、市民会館の開館記念で1963年に始まった市芸術祭と94年からのおかやま国際音楽祭を統合し再構築した。メイン期間中は、米グラミー賞を2度受賞したジャズトランペット奏者・大野俊三さんと岡フィルのセッションライブなど多彩なジャンルのイベントが行われる。

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