山陽新聞デジタル|さんデジ

秋告げる哀愁の音色、風の盆 優雅な舞、富山市八尾町

 「おわら風の盆」が始まり、編みがさをかぶって優雅に舞う女性=1日夜、富山市
 「おわら風の盆」が始まり、編みがさをかぶって優雅に舞う女性=1日夜、富山市
 哀愁ある胡弓や三味線の音色に合わせて、編みがさをかぶった男女が優雅に舞う「おわら風の盆」が1日、富山市八尾町で始まった。全国から多くの観客が訪れ、秋の到来を告げる伝統の踊りに酔いしれた。

 白壁や土蔵などが並ぶ石畳の道。ぼんぼりが照らし、涼しい風が吹き抜ける。浴衣や法被に身を包んだ男女がゆっくりと踊り歩いた。

 約300年の歴史があり、台風が多いこの時期に、稲が風水害の被害に遭わないようにという願いが込められている。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった昨年に続き、規模を縮小して3日まで開催する。

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP