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英中外交トップ、対話強調 5年ぶり訪問、関係改善図る

 30日、北京で中国の王毅共産党政治局員兼外相(右)と握手するクレバリー英外相(ロイター=共同)
 30日、北京で中国の王毅共産党政治局員兼外相(右)と握手するクレバリー英外相(ロイター=共同)
 【ロンドン共同】クレバリー英外相は30日、訪問先の北京で中国の王毅共産党政治局員兼外相、韓正国家副主席と相次いで会談した。英政府によると、クレバリー氏は一連の会談で「対話の重要性」と「建設的な関与の必要性」を強調した。中国メディアによると王氏も会談で「対話と協力が鍵となる」と述べた。

 英外相の訪中は約5年ぶりで、クレバリー氏は関係改善を図った。ただ英議会の対中強硬派から訪中への批判が出ており、同氏は帰国便に搭乗する直前にX(旧ツイッター)に投稿した動画で「外交は重要だ」と強調した。

 一連の会談でクレバリー氏は「台湾海峡の平和と安定が国際社会にとって重要だ」と指摘した。

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