山陽新聞デジタル|さんデジ

就実大「心理学部」新設へ 25年春、多様な社会課題に対応

「心理学部(仮称)」の設置計画を発表する西井理事長(中央)、桑原学長(右)ら
「心理学部(仮称)」の設置計画を発表する西井理事長(中央)、桑原学長(右)ら
「心理学部(仮称)」の設置計画を発表した就実大
「心理学部(仮称)」の設置計画を発表した就実大
 就実大(岡山市中区西川原)は24日、2025年春に「心理学部(仮称)」を新設する計画を発表した。人間の行動原理に基づく知見を生かし、多様化する社会課題に対応できる人材育成を目指す。

 教育学部2学科のうち、教育心理学科を改組し、心理学部心理学科を新たに設置。学習領域も拡充し「教育・健康心理」「社会・産業心理」「心理データサイエンス」「臨床心理」の4コースを整備する。定員は1学年100人。

 教育学部の初等教育学科は教育学科に改称し「乳幼児教育」「小学校教育」「特別支援教育」の3コースを設ける。

 西井泰彦理事長、桑原和美学長らが同大で会見し「心身の健康を多角的に理解することはますます重要になる。社会変化の中で柔軟に対応できる人材を育てたい」と述べた。

 24年春までに国に対して新学部の設置手続きを進める方針。心理学部ができれば、教育、人文科学、経営、薬学部の5学部7学科体制となる。

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP