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夫婦の家事負担、妻が8割 時間5倍で目立つ偏り、厚労省

 家事分担割合の推移
 家事分担割合の推移
 厚生労働省所管の国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が2022年に実施した「全国家庭動向調査」で、夫婦の家事分担に関し、妻の担う割合が80・6%を占めたことが22日、分かった。18年の前回調査から2・6ポイント下がったが、依然として高水準。平日は妻が夫の約5倍の時間を家事に費やしており、偏りが目立った。

 調査は1993年からおおむね5年ごとに実施。7回目の今回は、全国から無作為抽出した世帯の配偶者のいる女性5518人に、昨年7月時点の状況を尋ねた。

 平均家事時間は、妻が平日247分(前回比16分減)、休日276分(同8分減)。夫は平日47分(同10分増)、休日81分(同15分増)。

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