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最速の韓国で建設4カ月遅れ 万博海外館、協会想定から

 2025年大阪・関西万博に出展する韓国パビリオンのイメージ(UIA建設設計事務所提供)
 2025年大阪・関西万博に出展する韓国パビリオンのイメージ(UIA建設設計事務所提供)
 2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設が遅れている問題で、手続きが最も進む韓国の工事完了予定が24年11月となっていることが分かった。韓国側関係者が10日、明らかにした。日本国際博覧会協会が想定する完了時期は24年7月で、既に4カ月超過。自前でパビリオン建設を希望する他の国・地域は韓国に後れを取っており、25年4月の開幕に間に合うかどうか、懸念が一層強まっている。

 自前でパビリオンを建設する「タイプA」を希望する国は、大阪市に「仮設建築物許可」を申請する必要がある。韓国は申請の前段階に当たる「基本計画書」を、7月28日に海外勢で初めて市に提出した。

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