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小学生ら循環型社会の大切さ学ぶ 岡山市が環境学習エコツアー

産廃処理施設で説明を受ける子どもたち
産廃処理施設で説明を受ける子どもたち
 地球温暖化の防止や環境負荷の低減に取り組む岡山市の企業などを見学する「環境学習エコツアー」(市主催)が4日あり、小学生らが循環型社会の大切さを学んだ。

 市内の小学1~6年生と保護者計23人が参加した。「西日本アチューマットクリーン E・フォレスト岡山」(北区御津虎倉)では、工場などから運び込まれた産業廃棄物のプラスチックや木材を細かく砕く機械や焼却炉、埋め立て場を見学。担当者から「再生可能なものは固形燃料や冷却水として再利用している」と説明を受けた。

 陵南小3年男子(8)は「埋め立て場が広くてびっくりした。リサイクルできるものは分別してごみを減らしたい」と話した。

 一行は家庭ごみを処理する市西部リサイクルプラザ(同野殿西町)も訪問。移動にはリサイクルした廃油を燃料に走るBDF(バイオディーゼル燃料)バスを利用した。

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