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竿灯まつり、雨に負けるな 秋田、8月3日開催へ準備

 「竿灯まつり」本番に向け練習する下肴町竿灯会のメンバー=26日、秋田市
 「竿灯まつり」本番に向け練習する下肴町竿灯会のメンバー=26日、秋田市
 記録的大雨で中心部が冠水した秋田市で、来月3日に開催が迫った東北の夏の風物詩「竿灯まつり」を成功させようと追い込みの準備が進んでいる。参加者は用具や自宅が浸水被害に遭った中で、楽しみにしている人たちのため「大雨に負けるな」と汗を流す。

 祭りでは竹ざおとちょうちんからなる竿灯を男衆が額や腰に乗せ、バランスをとる妙技が見どころ。今年は256本が夏の夜を彩る。

 大雨の影響は各地区の竿灯会に及び、通常開催を心配する声もあった。下肴町竿灯会では自宅やマイカーが浸水し、片付けに追われるメンバーがいた。それでも同竿灯会の小松浩行代表は「秋田を盛り上げたい」と気合十分だ。

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