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AI指針違反の罰則明示を 各大学に文科省通知

 文部科学省は13日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」といった生成AIの大学教育での取り扱いについて、各大学が指針を策定する際の留意点をまとめ、通知した。活用が有効な場面を示した上で、リポートを作成させることは不適切と指摘。指針が利用不可としたケースで使った場合のペナルティーなどを検討し、学生らに示すことが望ましいとした。

 通知では、各大学が主体的に指針を策定することが重要と強調。AIは急速な進歩が続いており、適宜見直すことも求めた。

 活用が想定される場面としては、論点の洗い出しや翻訳、プログラミングの補助といった学生の学びの支援を列記した。

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