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子どもら笑顔で水しぶき 玉野・渋川海水浴場で海開き

海開きした渋川海水浴場で初泳ぎを楽しむ子どもたち
海開きした渋川海水浴場で初泳ぎを楽しむ子どもたち
 岡山県内最多の集客を誇る玉野市の渋川海水浴場が8日、海開きした。白砂青松が延長約1キロにわたって続く浜辺には早速、家族連れらが訪れ、水しぶきを上げた。

 午前9時から関係者約40人が出席して開場式があり、運営協議会名誉会長の柴田義朗市長が「子どもや若い人が楽しい思い出を残せるよう、今年も安全で快適な運営に努める」とあいさつ。神事の後、テープカットで海開きを告げ、波打ち際にお神酒を注いで安全を祈った。

 初日は曇り空だったが、浮輪やライフジャケットを着けた子どもたちが泳いだり水をかけ合ったりして歓声を上げた。岡山市立庄内小1年女子(6)は「海の水はしょっぱいけど、冷たくて気持ちいい」と笑顔だった。

 渋川海水浴場は昨シーズン、玉野市の推計で約5万3千人が訪れた。今季は8月20日まで開設し、新型コロナウイルス対策で昨夏は利用を制限していたシャワー室を使えるほか、宝探し大会などのイベントも行う予定。

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