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虐待の施設、東京都立ち入り検査 府中市の福祉法人「清陽会」

 東京都が立ち入り検査に入った社会福祉法人「清陽会」=7日午前、東京都府中市(画像の一部を加工しています)
 東京都が立ち入り検査に入った社会福祉法人「清陽会」=7日午前、東京都府中市(画像の一部を加工しています)
 東京都府中市の社会福祉法人「清陽会」で約10年間、知的障害者への虐待が続いていた問題で、東京都は7日、障害者総合支援法に基づき同法人の施設に立ち入り検査に入った。都は「運営体制やサービス提供の在り方、会計処理などを全般的に調べる」としている。

 立ち入り検査の対象は、通所施設2カ所(定員各30人)とグループホーム(定員6人)。同法人が設置した第三者委員会の調査報告書によると、施設では府中市職員OBの男性元副理事長が約10年間、知的障害のある利用者に暴行や暴言を繰り返していた。工賃の不払いといった不適切な会計処理や書類の改ざん、職員への暴力などもあった。

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