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こども園の給食強要「虐待」認定 問題行為28件、三重・桑名市

 三重県桑名市の長寿認定こども園=5月
 三重県桑名市の長寿認定こども園=5月
 保育士が給食を食べるよう園児に強要していた三重県桑名市の「長寿認定こども園」が、弁護士による内部調査の中間報告書をまとめ、給食完食の強要を「子どもの人格を尊重しない虐待」と認定していたことが7日、関係者への取材で分かった。「毎日毎日言われても何もしない」という発言も虐待と認めた。虐待には至らない不適切保育も含め、計28件の問題行為があったとしている。

 県と市は園や運営法人への特別監査を続けており、8月末までに結論を出す方針。

 中間報告書によると、給食強要は2月28日にあり、3時間半以上にわたり完食を強いられ失禁した園児に保育士が「赤ちゃんみたい」などと暴言を吐いた。

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